採石場における酸性排水の形成(第一報)

採石場における酸性排水の形成(第一報)

レコードナンバー703559論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005122NACSIS書誌IDAN00007222
論文副題硫酸を生成する細菌の分離とその同定
著者名近藤 正夫
荒川 幸夫
高井 義治
書誌名愛知県公害調査センター所報
別誌名Bulletin of Aichi Environmental Research Center
発行元[愛知県公害調査センター]
巻号,ページ5号, p.75-84(1977-12)ISSN
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抄録採石場の酸性廃水から,硫酸を生成する細胞を分離した。本菌は運動性を有するグラム陰性の桿菌で,寒天培地上では0.5mm以下の微小なコロニーを形成する。エネルギー源として,チオ硫酸塩をすみやかに酸化し,等モルの硫酸を生成した。又,イオウの場合には,誘導期の後,増殖と共に硫酸を生成し,最終培地pHは2以下に下がった。しかし,初発培地pHが酸性では,増殖も硫酸の生成も起こらなかった。なお,2価鉄イオン,硝酸塩を,それぞれ,エネルギー源及び最終電子受容体とする事はできなかった。本菌は酵母エキスを除き,従属栄養条件下では生育できなかったが,チオ硫酸塩培地にグルタミン酸,コハク酸,ピルビン酸を添加する事により,増殖及び硫酸の生成は,著しく促進された。一方,クエン酸,酢酸は阻害効果を示し,グルコースはそれ程の影響を与えなかった。これらの性質より,本菌は,Thiobacillus intermediusと同定される。
索引語硫酸;生成;培地;酸性;増殖;形成;細菌;分離;同定;硫酸塩
引用文献数29
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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