藻類の生理と富栄養化(第1報)

藻類の生理と富栄養化(第1報)

レコードナンバー710004論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005122NACSIS書誌IDAN00007222
論文副題藻類培養試験による内湾における富栄養化の評価
著者名近藤 正夫
山本 甫
荒川 幸夫
ほか1名
書誌名愛知県公害調査センター所報
別誌名Bulletin of Aichi Environmental Research Center
発行元[愛知県公害調査センター]
巻号,ページ7号, p.29-36(1979-12)ISSN
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抄録内湾における富栄養化を藻類の生理から解明するため,Skeletonema costatumを用いた藻類培養試験によって,内湾水等のAGP(Algal Growth Potential)を測定し,2,3の検討を加えた。三河湾湾内水のAGPは細胞数で7×10 4 cells/ml以上,CODで3ppm以上であり,特に沿岸部底層水は高い値を示した。また内湾におよぼす影響を検討するため比較対象とした河川水は,原水中の約3倍量にあたる有機物を生産しうるAGPを有していた。窒素,リン,ケイ素のほかに,鉄とビタミンB12を増殖に必要とした本藻に対する栄養塩添加実験によれば,三河湾の表層では,藻類の増殖を制御する因子は,成層期には窒素とリン,循環器には窒素と鉄であった。このように,藻類の増殖は試水の栄養状態を的確に反映するので,AGPは富栄養化の指標としてきわめて有用性が高い。
索引語藻類;富栄養化;窒素;増殖;生理;培養;水;リン;鉄;評価
引用文献数25
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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