牛受精卵の性判別技術の確立

牛受精卵の性判別技術の確立

レコードナンバー710236論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20012974NACSIS書誌IDAN0037968X
著者名高木 英彦
市川 恭子
川井 昭雄
ほか2名
書誌名高知県畜産試験場研究報告 = Report of the Kochi Prefectural Livestock Experiment Station
別誌名高畜試研報
Bulletin of the Kochi Prefectural Livestock Experiment Station
巻号,ページ17号, p.25-29(1998-03)ISSN02895196
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抄録牛受精卵移植技術を効率的に推進していくために、胚の性判別方法として注目されているPCR法を用いて、牛産子の産み分けの可能性を検討した。サンプル採取方法は、血清無添加培養液(0.2MシュークロースinPBS-)を用いて、胚をシャーレの底に付着固定し、マイクロブレードに垂直に押し下げて行う方法が、確実に固定でき短時間で処理が可能であった。バイオプシー後のステージ別生存率は、体外、体内受精卵とも後期桑実胚(以下CM)より胚盤胞期胚(以下BL)が高かった。また、バイオプシー後の培地は、1mMβ-メルカプトエタノール含有20%胎児血清加TCM199(以下199+βME)が、84.1%(53/63)で生存率は高かった。バイオプシー後の体内受精卵のランク別生存率では、Aランク胚が81.0%(17/21)でBランク胚52.9%(9/17)より高かった。バイオプシー後の体外受精卵の耐凍剤別生存率は、1.8Mエチレングリコール(以下1.8MEG)が60.0%(18/30)で高かった。PCR法による性判別率は、58.1%(108/186)であり、バイオプシー後の生存率は、81.2%(151/186)であった。性判別胚の移植成績は、新鮮胚で66.7%(4/6)の受胎率であった。凍結胚では、199+βMEで培養後に1.8MEGで凍結した受胚率が、42.9%(9/21)で高かった。得られた産子の判別一致率は、94.7%(18/19)であった。
索引語胚;生存率;性;受精卵;技術;PCR;血清;培養;固定;受胎
引用文献数8
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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