成熟雌ゴールデンハムスター(Mesocricetus auratus)の卵巣における神経成長因子(NGF)およびリセプターtrkAとp75の局在

成熟雌ゴールデンハムスター(Mesocricetus auratus)の卵巣における神経成長因子(NGF)およびリセプターtrkAとp75の局在

レコードナンバー710343論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014744NACSIS書誌IDAA10936678
著者名渡辺 元
史占全
金 万洙
ほか3名
書誌名The Journal of reproduction and development
発行元Japanese Society of Animal Reproduction
巻号,ページ50巻・ 6号, p.605-611(2004-12)ISSN09168818
全文表示PDFファイル (4985KB) 
抄録本研究では、成熟雌ゴールデンハムスターの卵巣における神経成長因子(NGF)とそのリセプター(rkAとp75)の局在と発情周期に伴う変化について解析した。また、NGFとそのリセプター(rkAとp75)の発現に対するLHサージの役割についても研究した。NGFとそのリセプター(rkAとp75)は、発情周期を通して各種ステージの卵胞中の卵と顆粒層細胞及び卵胞膜内膜細胞並びに間質細胞と黄体細胞に局在が認められた。間質細胞におけるNGFとそのリセプター(rkAとp75)は、day 1(排卵日)が多のステージに比べて多くの細胞に発現が認められた。Day 4 11時に黄体形成ホルモン放出ホルモンに対する抗血清(LHRH-As)を静脈注射すると翌日の排卵が完全に抑制され、間質細胞でのNGFとそのリセプター(rkAとp75)を発現する細胞数が低下した。LHRH-As投与後にヒト絨毛性性腺刺激ホルモンを投与すると排卵抑制は解除され、間質細胞におけるNGFとそのリセプター(rkAとp75)を発現する細胞数が正常と同レベルに回復した。ゴールデンハムスターの卵巣におけるNGFとそのリセプター(rkAとp75)の広範囲な局在から、卵巣機能調節においてNGFが重要な生理的役割を有するものと推察された。さらに、LHサージは、卵巣間質細胞におけるNGFとそのリセプターの発現に重要な因子であろうと推察された。
索引語細胞;卵巣;発現;ハムスター;因子;排卵;成熟;雌;神経;研究
引用文献数28
登録日2011年12月19日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat