体細胞核移植山羊胚の発生

体細胞核移植山羊胚の発生

レコードナンバー710350論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014744NACSIS書誌IDAA10936678
論文副題体細胞核および受核卵子の細胞周期調節の効果
著者名Zhang L.S.
Jiang M.X.
Lei Z.L.
ほか4名
書誌名The Journal of reproduction and development
発行元Japanese Society of Animal Reproduction
巻号,ページ50巻・ 6号, p.661-666(2004-12)ISSN09168818
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抄録体細胞核移植山羊胚の発生能、ならびに、導入核および微小管のダイナミックスに及ぼす体細胞核および受核卵子の細胞周期調節の効果について調べた。導入体細胞およびレシピエントの体外成熟除核卵子の細胞周期を調整して3グループの核移植を行った。すなわち、G0/G1(100%コンフルーエントの線維芽細胞)およびG2/M(ノコタゾール処理の線維芽細胞)を第二減数分裂中期(MII)の除核卵子と融合(それぞれ、G0/G1→MIIおよびG2/M→MIIグループ)し、さらに、G0/G1期の線維芽細胞を、前もって活性化させたS期にある除核卵子(G0/G1→Preグループ)と融合させた。その結果、G0/G1→MIIおよびG0/G1→Preグループにおいては、体細胞核と除核卵子の融合率およびその後の発生率に差がなかった。しかし、G0/G1→MIIグループは、G2/M→MIIグループと比較して有意に高い発生率を示した。MII期の除核卵子を用いたG0/G1→MIIおよびG2/M→MIIグループでは、ほとんどの移植した体細胞核がPremaure chromosome condensaion(PCC)を示した。しかし、G0/G1→MIIグループにおいてのみ正常な紡錘糸が観察された。一方、G0/G1→PreグループではPCCが殆ど観察されなかったが、膨化した核構造が観察された。これらの結果より、体外成熟山羊卵子は、線維芽細胞核移植後のクローン胚を発生させる能力を有することが判明した。また、G0/G1期の体細胞をMII期およびS期の除核卵子に導入するとクローン胚の発生が改善され、G2/M期の体細胞をMII期の除核卵子に導入すると異常な染色体を有するクローン胚が増加することが示唆された。
索引語核;体細胞;卵子;細胞;胚;発生;導入;核移植;周期;クローン
引用文献数19
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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