シバヤギにおける絶食および再給餌期間中のGnRHパルスジェネレーター活動と血中代謝基質およびインスリン濃度変化との対応関係

シバヤギにおける絶食および再給餌期間中のGnRHパルスジェネレーター活動と血中代謝基質およびインスリン濃度変化との対応関係

レコードナンバー710354論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014744NACSIS書誌IDAA10936678
著者名松山 秀一
大蔵 聡
市丸 徹
ほか4名
書誌名The Journal of reproduction and development
発行元Japanese Society of Animal Reproduction
巻号,ページ50巻・ 6号, p.697-704(2004-12)ISSN09168818
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抄録反芻動物における栄養による性腺刺激ホルモン分泌の制御メカニズムを解明するため、シバヤギを用いて絶食および再給餌期間中の性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GmRH)パルスジェネレーター活動と血中代謝基質およびインスリン濃度変化との対応関係を検討した。卵巣除去(OVX)および卵巣除去後エストラジオールを代償投与した(OVX+E2)シバヤギに4日間の絶食を負荷し、その後給餌を再開した。視床下部弓状核/正中隆起部に留置した電極を通じて多ニューロン発火活動(MUA)を連続的に記録し、一過性のMUA上昇(MUAボレー)間隔をGmRHパルスジェネレーター活動の指標とした。OVX+E2群では、絶食期間の進行に伴いMUAボレー間隔が延長した。また、絶食期間中に血中非エステル化脂肪酸(NEFA)およびケトン体濃度は上昇し、酢酸およびインスリン濃度は低下した。給餌再開後、MUAボレー間隔、代謝基質およびインスリンの血中濃度は絶食前の値に回復した。一方OVX群では、代謝基質およびインスリンの血中濃度変化はOVX+E2群におけるそれらの濃度変化と同様であったが、MUAボレー間隔は実験期間を通じて変化しなかった。これらの結果から、栄養状態の変化に伴うNEFA、ケトン体、酢酸、インスリンの血中濃度の情報は、エストロジェン依存的にGmRHパルスジェネレーター活動の調節に関与している可能性が示唆された。
索引語濃度;絶食;給餌;代謝;シバ;ヤギ;栄養;性腺刺激ホルモン;卵巣;ケトン
引用文献数33
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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