環境中におけるディルドリンの分布とその挙動

環境中におけるディルドリンの分布とその挙動

レコードナンバー710696論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005122NACSIS書誌IDAN00007222
著者名児玉 剛則
小川 純資
書誌名愛知県公害調査センター所報
別誌名Bulletin of Aichi Environmental Research Center
発行元[愛知県公害調査センター]
巻号,ページ12号, p.21-25(1984-12)ISSN
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抄録この研究では環境調査と室内実験を行って,環境中におけるディルドリンの分布とその挙動を検討した。検討に使用した試料は,河川,海域および池の堆積物,河川水中の懸濁物質,水田と貯木場の土壌,雨水および降水ばいじんである。降下ばいじん中のディルドリンは26.5ppb,堆積物中の濃度は3.2から0.2ppbである。懸濁物質中のディルドリン濃度は堆積物中の濃度と同程度である。水田土壌中の濃度は0.6ppb,貯木場の土壌中濃度は2.7ppb,雨水中の濃度は0.83pptである。水中の各種懸濁物質に対する分配係数と水から大気への蒸発係数を測定した。バッチ法による分配係数は0.99×10 2から6.64×10 3の範囲であった。20℃に保った暗所に試料を一定期間放置した後,水中の残存ディルドリン濃度を測定して蒸発係数を測定した結果,残存量と時間の関係はR=71/D0.84で示された。調査結果と室内実験によって,ディルドリンは環境中で以下のように挙動していると推定できる。水中のディルドリンの一部は,堆積物へ吸着される。堆積物中のディルドリンは化学的作用や微生物によって分解する。水中の他の部分は大気へ移行し,再び雨水や降下ばいじんと共に地上へ降下する。
索引語濃度;堆積;環境;懸濁;物質;分布;河川;土壌;分配;蒸発
引用文献数4
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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