窒素・リンからみた豊川流域河川の特徴2

窒素・リンからみた豊川流域河川の特徴2

レコードナンバー710697論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005122NACSIS書誌IDAN00007222
著者名佐野 方昴
鶴田 藤作
山野内 隆英
ほか3名
書誌名愛知県公害調査センター所報
別誌名Bulletin of Aichi Environmental Research Center
発行元[愛知県公害調査センター]
巻号,ページ12号, p.41-47(1984-12)ISSN
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抄録豊川流域河川の水質を調査し,測定項目間の関係から,各河川の特徴を求めた。塩素イオンと導電率の関係をみると,導電率が上昇するにつれて塩素イオンの占める割合が多くなり,塩素イオン型へと移行していく様子が窺われた。塩素イオンの起源は,その人口原単位から,生活排水と農業・畜産排水が主なものであると推定された。全窒素と全リンの関係からは,清澄河川ほど窒素に富み,汚濁河川ではリンに富んでいることが示された。この差異は,流入した窒素・リンと流域土壌との反応によることが推察された。クロロフィルaと全窒素・全リンとの関係については,水温の影響を考察した。水温の上昇と共にクロロフィルa/全リン値も高くなりうることが認められた。クロロフィルa/全リン値を決定する要因として,水温の他に,水理条件や流入有機物などもあると考えられた。メチレンブルー活性物質と全リン・塩素イオンとの関係からは,メチレンブルー活性物質が生活排水を定量的には示さなくなって来ているが,相対的な寄与度を求めるには,依然として良い指標であるということが言えた。これらの関係は,各河川の汚濁源を求め,それに対処する上で充分な資料を提供すると共に,窒素・リンの流域への排出許容量を知る上でも役立つものと考えられた。
索引語リン;窒素;河川;塩素;イオン;流域;排水;クロロフィル;水温;生活
引用文献数16
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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