ベンチアバリカルブイソプロピルの土壌中での分解
ベンチアバリカルブイソプロピルの土壌中での分解
レコードナンバー | 710872 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20010122 | NACSIS書誌ID | AA11818622 |
著者名 | 池田 光政 宇佐美 智巳 水谷 浩之 ほか1名 | ||
書誌名 | Journal of pesticide science | ||
別誌名 | 日本農薬学会誌. 和文編 日本農薬学会誌 | ||
発行元 | 日本農薬学会 | ||
巻号,ページ | 30巻・ 1号, p.22-30(2005-02) | ISSN | 1348589X |
全文表示 | PDFファイル (586KB) | ||
抄録 | ベンチアバリカルブイソプロピル(BVI)のベンゾチアゾール環ベンゼン部位およびバリン部位の二つの14C標識体を用い、土壌中での分解を容器内試験で検討した。畑条件での半減期は牛久土壌が7日、掛川土壌が3日、また湛水条件での半減期は牛久土壌が11日、掛川土壌が6日であり、いずれの条件においても分解は速やかであった。主要分解物として5化合物を同定し、これらはいずれも処理7-28日後に最大となったのち減少した。親化合物の減少に伴い、non-exracable residueおよび14CO2発生量の増加が認められた。14CO2の発生量はバリン部標識体で多かった。滅菌土壌では両条件ともにBV1の分解が著しく抑えられた。BVIは土壌中で、まずアミド結合が加水分解され、続いて多くの化合物を経て最終的にCO2になる経路により分解されるものと推察した。 | ||
索引語 | 土壌;分解;条件;化合物;標識;半減期;発生;ベンゼン;容器;畑 | ||
引用文献数 | 14 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |