イネミズゾウムシ幼虫の接種が水稲の生育,収量ならびに不定根形成に及ぼす影響

イネミズゾウムシ幼虫の接種が水稲の生育,収量ならびに不定根形成に及ぼす影響

レコードナンバー711096論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015111NACSIS書誌IDAN00381003
著者名伊藤 昌隆
片野 學
新谷 亜希子
書誌名九州東海大学農学部紀要
別誌名Proceedings of School of Agriculture, Kyushu Tokai University
Proceedings of Faculty of Agriculture, Kyushu Tokai University
発行元九州東海大学農学部
巻号,ページ24巻・ p.23-28(2005-03)ISSN02868180
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抄録熊本県阿蘇郡において自然農法条件下で精玄米収量6t/haという多収を達成していた農家水田で生育した水稲の不定根を観察した結果、出根後5cm内外で根端部が生長停止し、根端部近傍に発達した側根を持つ水稲不定根が多数見出され、障害根と仮称して観察を進めていたが、発生要因は不明なままであった。2003年7月、障害根の発生要因がイネミズゾウムシ幼虫の食害である可能性が示唆されたので、接種試験を行った。第10葉抽出苗を1/5,000aワグナーポットに移植し、成虫飛来を防ぐために網室内に移した。移植1日後、水田内の稲株から採集してきたイネミズゾウムシ幼虫をポット当たり30頭接種した区と、接種しなかった区を設けた。幼虫接種によって精玄米収量は7%減少した。また接種後に出根した不定根を観察した結果、接種しなかったイネには障害根は全く観察されなかったが、接種区では障害根が多数観察され、障害根はイネミズゾウムシ幼虫の食害による「食害根」であることがわかった。
索引語根;接種;幼虫;障害;観察;イネミズゾウムシ;水稲;収量;生育;玄米
引用文献数9
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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