東松浦半島(上場台地)における茶業の特質と発展条件

東松浦半島(上場台地)における茶業の特質と発展条件

レコードナンバー711147論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011531NACSIS書誌IDAA11863117
著者名小林 恒夫
書誌名Coastal bioenvironment
発行元佐賀大学海浜台地生物環境研究センター
巻号,ページ4巻・ p.1-14(2005-01)ISSN13487175
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抄録本稿は、健康志向を背景に1990年代から外食形態での緑茶ドリンクの消費が増加し、しかも近年、その原料として輸入品だけでなく国産の2番茶以降の低価格茶が見直される中で、そのような茶種の割合の高い佐賀県東松浦半島(上場台地)の茶業の実態把握と性格付けを行った上で、本地域における茶業の将来の発展条件にアプローチしたものである。全国的には静岡茶が、佐賀県内では嬉野茶が、それぞれガリバー型寡占状況を保持している中でも、全国的には鹿児島県が、佐賀県内では東松浦半島(上場台地)が、量産志向型の茶の新産地として勃興しつつある。東松浦半島(上場台地)において茶業の発展的展開を示しているのは北波多村であり、その中心はN集落である。そこにおける特徴として、国営土地改良事業による茶園造成、比較的大きな規模の茶経営の形成、乗用型摘採機による機械化の進展と省力化、農協による一元的な茶加工・販売システムの確立、2番茶以上の茶種の割合の高い量産志向、などの諸点を挙げることができる。緑茶ブームの到来を好機に、これらの有利な諸特徴をいかに活かしていくかが本地域の茶業の発展条件につながっていく。
索引語茶;発展;条件;佐賀県;種;地域;健康;形態;消費;原料
引用文献数4
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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