田畑輪換の繰り返しや長期畑転換に伴う転作大豆の生産力低下と土壌肥沃度の変化

田畑輪換の繰り返しや長期畑転換に伴う転作大豆の生産力低下と土壌肥沃度の変化

レコードナンバー711217論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20010231NACSIS書誌IDAA11655277
著者名住田 弘一
加藤 直人
西田 瑞彦
書誌名東北農業研究センター研究報告 = Bulletin of the National Agricultural Research Center for Tohoku Region
別誌名Bulletin of Tohoku Agricultural Research Center
Bulletin of the Tohoku Agricultural Research Center
Bull. Natl. Agric. Res. Cent. Tohoku Reg.
東北農研研報
独立行政法人農業技術研究機構東北農業研究センター研究報告
発行元東北農業研究センター
巻号,ページ103号, p.39-52(2005-03)ISSN13473379
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抄録田畑輪換を繰り返しつつ,持続的に作物を安定生産できるかどうかは,水田輪作営農を推進していく上で政策的にも極めて重要な問題であり,長期的視点から作物生産力を評価する必要がある。そこで,有機質資材の投入管理を組み合わせた長期的な畑転換や田畑輪換を繰り返したほ場において,土壌肥沃度や転作大豆及び復元田水稲の生産力の変化を調べた。寒冷地において,水稲と大豆による田畑輪換を畑期間が過半を占める体系で10年以上繰り返すと,土壌の可給態窒素が大きく減耗する。この可給態窒素の減耗は,畑期間が1~2年の田畑輪換の場合には,600gk/10aの稲わらを毎年投入することにより軽減される。しかし,畑期間が過半を占める場合には稲わら施用の効果がみられない。長期にわたり大豆を連作すると,田畑輪換の場合より可給態窒素の減耗が激しく,稲わら堆肥を2トン/10a連用しても,連年水田の堆肥無施用の場合を大きく下回る。このような可給態窒素の減耗に伴って,田畑輪換の繰り返しや長期畑転換における大豆の収量は,十分な水田期間を確保した輪換畑に比べ10~20%減収する。一方,復元田の水稲は,田畑輪換の繰り返しや長期畑転換を経ても,連年水田に比べて増収する。
索引語田畑輪換;畑;水田;窒素;生産力;土壌;水稲;わら;転作;作物
引用文献数15
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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