牛バイオプシー胚の保存方法と受胎性

牛バイオプシー胚の保存方法と受胎性

レコードナンバー711341論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011203NACSIS書誌IDAA11642901
著者名北山 智広
吉村 義久
林 登
ほか1名
書誌名岐阜県畜産研究所研究報告
発行元岐阜県畜産研究所
巻号,ページ4号, p.36-39(2004-07)ISSN13469711
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抄録緩慢凍結及び3手法によるガラス化保存後の牛バイオプシー胚の受胎率について調査した。緩慢凍結法は、胚を0.4%牛血清アルブミンを添加した修正リン酸緩衝液(m-PBS)に1.5Mエチレングリコール(EG)、0.2Mトレハロース(Tre)及び5%ポリビニールピロリドン(PVP)を加えた液に10分間平衡後、0.25mlストロー(Straw)に封入し、緩慢冷却後、-30℃で液体窒素(LN2)に投入した。Strawを用いたガラス化保存法では、m-PBSに25%EGと25%DMSOを添加してガラス化液(VSED)とした。胚は、1/2濃度のVSEDに1分間平衡後、15μlのVSEDと共にStrawに封入し、30秒後にLN2蒸気中に2分間放置した後、LN2に浸漬した(VSED法)。また、gel-loading tip(GL-tip)又はopen pulled straw(OPS)を用いたガラス化保存法(超急速ガラス化法)では、20%子牛血清加TCM-199を基礎媒液とし、20%EG、20%DMSO及び0.6Mスクロースを添加してガラス化液とした。胚は平衡液(基礎媒液+10%EG+10%DMSO)に90秒平衡後、1μlのガラス化液と共にGL-tip及びOPSに吸引し、30秒後にLN2に浸漬した(GL-tip法及びOPS法)。移植は、緩慢凍結法では、融解後に直接、ガラス化保存法では、加温後、ガラス化液を希釈・除去して実施した。各方法による受胎率は、緩慢凍結法27.1%(13/48)、VSED法34.8%(23/66)、GL-tip法32.0%(8/25)及びOPS法45.9%(17/37)であり、各方法の間で、有意差は、認められなかった。
索引語ガラス;胚;保存;凍結;受胎;血清;浸漬;性;アルブミン;リン
引用文献数5
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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