オリエンタル系ユリ‘カサブランカ'の早掘り養成球における掘り上げ時期と低温処理方法が生育と開花に及ぼす影響
オリエンタル系ユリ‘カサブランカ'の早掘り養成球における掘り上げ時期と低温処理方法が生育と開花に及ぼす影響
レコードナンバー | 711536 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00011918 | NACSIS書誌ID | AN10406825 |
著者名 | 高野 恵子 二宮 千登志 笹岡 伸仁 | ||
書誌名 | 高知県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kochi Agricultural Research Center | ||
別誌名 | Bull. Kochi Agric. Res. Cent. 高知農技セ研報 | ||
発行元 | 高知県農業技術センター | ||
巻号,ページ | 14号, p.81-88(2005-03) | ISSN | 09177701 |
全文表示 | PDFファイル (676KB) | ||
抄録 | オリエンタル系ユリの主要品種‘カサブランカ’を用いて,10~12月定植で2~4月採花を目標とした早掘り養成球の掘り上げ限界時期と適正な低温処理方法について検討した.1.10月上旬掘り上げの養成球では,2~8℃の範囲で10週間の低温処理(本冷)を行うことが適当であった.採花日を重視した場合の処理温度は5℃,高温期に掘り上げる早掘り養成球での処理期間は12週間以上が適当であると考えられた.2.早掘り養成球における球根掘り上げの限界時期は,開花6週間後であった.また,本冷前に13℃の予冷に一定期間遭遇させることにより,草丈,葉数,花らい数,切り花重が増加して切り花品質が向上した.3.開花6週間後に養成球を掘り上げ,13℃で6週間予冷して5℃で12週間本冷を行った後,12月上旬に定植すると4月中旬に切り花生産が可能であった.4.開花6週間以降の養成球を13℃で予冷後,5℃で本冷を行うと花らいのアボーションが発生したが,予冷後,2℃で本冷を行うと発生を防止できた. | ||
索引語 | 処理;開花;時期;低温;花;ユリ;切り花;発生;生育;品種 | ||
引用文献数 | 10 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |