シートマルチ栽培における水ストレスが‘トサブンタン'の果実品質及び地下部に及ぼす影響

シートマルチ栽培における水ストレスが‘トサブンタン'の果実品質及び地下部に及ぼす影響

レコードナンバー711537論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011918NACSIS書誌IDAN10406825
著者名又川 浩司
書誌名高知県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kochi Agricultural Research Center
別誌名Bull. Kochi Agric. Res. Cent.
高知農技セ研報
発行元高知県農業技術センター
巻号,ページ14号, p.89-96(2005-03)ISSN09177701
全文表示PDFファイル (708KB) 
抄録‘トサブンタン’の樹冠下の地表を白色透湿性シートで被覆し,降雨を遮断して水ストレスを与えた.水ストレスの指標として葉の最大水ポテンシャル(以下ψmaxと略記)を測定し,品質向上に効果的な水ストレスの時期,期間および程度と水ストレスの果実品質,細根への影響について検討した.1.シートを8月中旬に被覆し,11月中旬に除去することで,収穫時の果汁糖度が高くなったが,果実肥大の抑制,クエン酸含量の増加および果汁歩合の低下は認められなかった.2.8月中旬からのシート被覆により,ψmaxは無被覆に比べ9月中旬から11月上旬まで低くなり,このことが,果汁糖度が高くなった原因と考えられた.3.糖度12以上の果実を生産するためには,9月中旬から11月上旬のψmaxを平均-0.6MPaまで低下させることが必要であると考えられた.4.10月上中旬から11月中旬までのシート被覆により,果皮の着色が向上した.5.細根は,シート被覆期間のうち9月中旬から10月上中旬の土壌乾燥の影響で減少することが示唆された.
索引語被覆;水;ストレス;果実;品質;果汁;糖度;根;マルチ;栽培
引用文献数26
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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