エゾシカ幼角抽出エキスが抗腫瘍活性に及ぼす影響

エゾシカ幼角抽出エキスが抗腫瘍活性に及ぼす影響

レコードナンバー711547論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20010647NACSIS書誌IDAA11845727
著者名辻井 弘忠
末成 美奈子
書誌名信州大学農学部AFC報告
別誌名Bulletin Shinshu University Alpine Field Center
信州大学農学部アルプス圏フィールド科学教育研究センター報告
発行元信州大学農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター
巻号,ページ3号, p.23-32(2005-03)ISSN13487892
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抄録エゾシカ幼角抽出エキスがin viroにおいて癌細胞増殖抑制効果を示すことを、以前の研究で示した。本研究は、エゾシカ幼角抽出エキスがin viro及びin vivoにおいて抗腫瘍活性に及ぼす影響を調べることを目的として以下の実験を行った。実験1:化学発癌剤(N?Nirosodimehylamine)で悪性化させた正常マウス胎児細胞に、エゾシカ幼角抽出エキス10μg/mlを添加することで、マウス胎児細胞の細胞増殖を阻害することなく、エゾシカ幼角抽出エキスが化学発癌剤による発癌抑制効果を示すことが判明した。実験2:肉腫細胞の移植によって癌化させたマウスに、エゾシカ幼角抽出エキスを癌発症後8日間経口投与することで、エゾシカ幼角抽出エキスが、肉腫形成や臓器肥大化に対して抗腫瘍活性を示すことが判明し、発癌に対する治療効果がみられた。また、エゾシカ幼角抽出エキスを癌移植前8日間経口投与することでも同様の抗腫瘍活性を示したことから、エゾシカ幼角抽出エキスには発癌に対する予防効果もみられた。これらのことから、エゾシカ幼角抽出エキスはin viroとin vivoの両方において抗腫瘍活性を示した。これらのことから、発癌に対して治療効果と予防効果の両方を有していることがわかった。
索引語角;抽出;エキス;効果;腫瘍;活性;細胞;癌;マウス;増殖
引用文献数21
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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