モモの双胚発生と胚珠および胚のうの発達との関係

モモの双胚発生と胚珠および胚のうの発達との関係

レコードナンバー711631論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004168NACSIS書誌IDAA11608561
著者名香西 直子
別府 賢治
望岡 亮介
村尾 昭二
片岡 郁雄
書誌名園芸学研究
別誌名Horticultural research (Japan)
発行元園芸学会
巻号,ページ4巻・ 1号, p.85-88(2005-04)ISSN13472658
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抄録モモの胚珠と胚のうの発育を観察し、双胚発生との関係について調査した。モモ15品種について、双胚発生率を調査したところ、‘寿星桃(赤花系統)’で5カ年平均が75.1%と著しく高かった。‘白鳳’は11.1%とやや高く、‘白桃’を含むその他の品種では5.2%以下であった。‘寿星桃(赤)’、‘白鳳’、‘白桃’を用いて胚珠および胚のうの発育、雌ずい内での花粉管の伸長を調査した。すべての品種において、花粉管が珠孔に到達したのは受粉7日後以降であった。この時点での第1胚珠の退化率は極めて低かった。一方、第2胚珠の退化率は‘白鳳’および‘白桃’でそれぞれ85.7%、100.0%と高かったのに対して、‘寿星桃(赤)’では18.2%と極めて低かった。このことから、双胚果の発生は受精前に潜在的に決定されていることが明らかとなり、通常受精前に起こる第2胚珠の退化が起こらず、受精まで両胚珠の寿命が維持された場合、双胚となることが示唆された。
索引語胚珠;モモ;発生;胚;品種;退化;受精;発育;花粉;花
引用文献数11
登録日2011年05月23日
収録データベースJASI, AGROLib

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