施肥改善および水管理の適正化によるグライ土水田からの栄養塩類等の流出負荷軽減対策

施肥改善および水管理の適正化によるグライ土水田からの栄養塩類等の流出負荷軽減対策

レコードナンバー711654論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20000397NACSIS書誌IDAA11542306
著者名小林 敏正
小森 信明
徳田 裕二
書誌名滋賀県農業総合センター農業試験場研究報告
別誌名Bulletin of the Shiga Prefecture Agricultural Research Center Agricultural Experiment Station
発行元滋賀県農業総合センター農業試験場
巻号,ページ45号, p.13-36(2005-03)ISSN13470035
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抄録1997-2001年の4年間、神崎郡五個荘町のグライ土水田において、施肥改善と水管理の適正化を組み合わせた総合改善対策による水稲作付期の栄養塩類等の流出負荷軽減効果を検証した。また、非作付期における土壌管理法の違いによる負荷軽減効果も併せて検討した。1)水稲作付期における地表排水量、用水量は、浅水代かきや強制落水の防止等の適正な水管理により、慣行の水管理に対し、地表排水量、用水量とも、4か年平均で14%削減することができた。2)水稲作付期における栄養塩類等の流出負荷量は、被覆複合肥料の側条施肥による追肥の省略や穂肥のリン酸省略等の施肥改善、および、浅水代かきや強制落水の防止等の適正な水管理等の総合的な改善対策により、-Nで32%、-Pで58%、SSで64%削減することができ、差引排出負荷量も軽減された。3)精玄米重は、4か年平均値で、対照区603kg/10aに対し改善区635/10aで、被覆複合肥料の側条施肥により施肥量を削減(窒素17%、リン酸38%)した改善区は、対照区と同等以上の収量が得られた。また、玄米窒素含量についても、改善区は対照区より少なく、対照区と同等以上の品質が得られた。4)非作付期における平畝耕起による土壌管理は、畝立耕起による土壌管理と比べ、地表排水量が抑制され地表排水負荷を軽減できる可能性はうかがえたものの、差引排出負荷量(流出負荷量(地表排水+暗渠排水+浸透水-流入負荷量(降水))に大差はみられなかった。
索引語負荷;施肥;水管理;流出;栄養;塩類;対策;水稲;土壌管理;排水
引用文献数5
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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