臨床検査としてのラクトフェリンの利用

臨床検査としてのラクトフェリンの利用

レコードナンバー711750論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014790NACSIS書誌IDAA11125739
著者名田端 一恵
濱野 康之
松瀬 亮一
内田 壱夫
書誌名ミルクサイエンス = Milk science
発行元日本酪農科学会
巻号,ページ53巻・ 4号, p.235-238(2004-12)ISSN13430289
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抄録炎症は疾患の病態に関連深い症状であり、炎症に深く関わる白血球の活動から疾患の病態を把握する目的で白血球の成分を検討した。好中球の特殊顆粒に含まれるラクトフェリン(Lf)は、好中球の食作用時に他の好中球成分より容易に多量に放出されたことから、今回、炎症性の疾患を中心にLfの測定を行った。その結果、Lfは潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患や感染性腸炎において、正常者に比べて有意に高値を示し、消化管の状態を非侵襲的に経時的観察をする方法として有用であると考えられた。また、歯周炎においてもLfは正常歯より高値を示すことから、歯科健診における歯周保健管理や歯周の健康増進の手段として利用可能であると考えられた。大腸癌においてもLfは高値を示すことから、大腸癌スクリーニング法として便潜血検査と併用することで、偽陽性が軽減し、早期癌の検出率も2倍向上することが確認された。
索引語炎症;好中球;性;歯;癌;利用;白血球;成分;症状;粒
引用文献数11
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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