テンサイO型系統における人為春化処理を用いた抽苔耐性改良法の検討

テンサイO型系統における人為春化処理を用いた抽苔耐性改良法の検討

レコードナンバー712505論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20009215NACSIS書誌IDAN00352173
著者名大潟 直樹
田口 和憲
中司 啓二
書誌名てん菜研究会報 = Proceedings of the Sugar Beet Research Association
別誌名Proceedings of the Japanese Society of Sugar Beet Technologists
てん菜技術連絡研究会発表論文集
てん菜研究会報
発行元甘味資源振興会
巻号,ページ46号, p.1-7(2005-05)ISSN09121048
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抄録北農研が近年に育成した育成起源ならびに生殖様式が異なるO型系統に対する抽苔耐性選抜の手法・効果を明らかにするため、多年次にわたる選抜育種結果を解析した。選抜手法は、人為春化処理を加えた母集団を圃場移植して、抽苔を誘発させ、未抽苔株を選抜した。選抜株の採種は隔離温室内において放任受粉により、集団採種あるいは母系採種とした。その結果、集団採種では、原系統の平均抽苔株率64.8%に対し、選抜系統は平均が37.8%、また、遺伝率は42.3%となり、抽苔耐性に関する選抜効果が認められた。母系採種では、選抜母系系統間の抽苔株率に差が認められたものの、平均抽苔株率は、選抜原系統の74.3%に対し、選抜母系系統は32.5%と、ほぼ半減した。また、母系採種による遺伝率の平均値は55.4%と、集団採種の42.3%よりも高く、母系採種の選抜効果が優れていた。O型系統とCMS系統における選抜効果の比較では、O型系統に限って抽苔株率の低下した原系統が認められた。このため、CMS系統への抽苔耐性の付与は、抽苔耐性選抜により改良したO型系統を連続戻し交配して改良することが有効と考えられた。最後に、自家不和合性系統と自殖性系統の間には、抽苔耐性選抜の効果に差は認められず、自殖性系統であっても抽苔耐性に関する遺伝子を系統内に保持していることが判明した。
索引語系統;選抜;性;採種;効果;改良;集団;春化;処理;育成
引用文献数14
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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