LC/MSおよびGC/MSによる食品中5種類のフェノール系酸化防止剤の定量・確認
LC/MSおよびGC/MSによる食品中5種類のフェノール系酸化防止剤の定量・確認
レコードナンバー | 712548 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00009680 | NACSIS書誌ID | AN00117741 |
著者名 | 辻 澄子 中野 真希 寺田 久屋 田村 征男 外海 泰秀 | ||
書誌名 | 食品衛生学雑誌 | ||
別誌名 | Journal of the Food Hygienic Society of Japan Food hygiene and safety science J. Food Hyg. Soc. Jpn. Food Hyg. Saf. Sci. 食衛誌 Shokuhin eiseigaku zasshi | ||
発行元 | [日本食品衛生学会] | ||
巻号,ページ | 46巻・ 3号, p.63-71(2005-06) | ISSN | 00156426 |
全文表示 | PDFファイル (712KB) | ||
抄録 | ジブチルヒドロキシトルエン(BH)、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)および没食子酸プロビル(PG)、ノルジヒドログアヤレチック酸(NDGA)およびターシャリーブチルヒドロキノン(BHQ)の5種類のフェノール系酸化防止剤について、LC/MSおよびGC/MSによる定量・確認法を肉まんを用いて開発した。乾燥ガス付LC/MS(ESI)により、Shim-pack FC-ODSカラムを用いて5種類のフェノール系酸化防止剤の疑分子イオン[M-H](-)が観察された。GC/MS(EI)では5種のうちBHA、BH、BHQの3種についてフラグメントイオンが観察された。分析操作中に分解しやすいBHQ、NDGA、PGは抽出混合溶媒にアスコルビン酸を加えることにより分解を防止でき、チューインガム以外の油脂はMega-Bond Elu(R)C18カートリッジで精製することにより、LC/MSおよびGC/MSで良好に分析でき、オリーブ油、パスタソース、ピーナッツバターに適用できた。 | ||
索引語 | 防止;フェノール;酸化;BH;酸;種;分析;分解;食品;乾燥 | ||
引用文献数 | 20 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |