ニワトリのRFアミド関連ペプチド(GnIH)と異なる2種類の受容体

ニワトリのRFアミド関連ペプチド(GnIH)と異なる2種類の受容体

レコードナンバー712711論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014744NACSIS書誌IDAA10936678
論文副題同定・特性解析・進化学的考察
著者名池本 忠弘
朴 民根
書誌名The Journal of reproduction and development
発行元Japanese Society of Animal Reproduction
巻号,ページ51巻・ 3号, p.359-377(2005-06)ISSN09168818
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抄録RFアミド関連ペプチド(RFRP)は脊椎動物において様々な脳下垂体ホルモンの放出を制御する。しかし、RFRPの生理機能が動物綱間でいかにして異なるのか、あるいはそもそも脊椎動物RFRPが互いにオーソロガスであり共通のペプチドファミリーを形成するのかは全く不明である。我々はニワトリにおいて鳥類RFRP (生殖腺刺激ホルモン放出抑制ホルモン)を同定した。染色体レベルでのシンテニーの保存から脊椎動物RFRPのオーソロガス関係が証明され、RFRPの共通配列はPro-Xaa-Arg-Phe-NH2に改訂された。我々はまたニワトリにおいて2種類のRFRP受容体(RFRPR及びNPFFR)を非哺乳類から初めて同定した。アミノ酸配列の比較から動物綱間での受容体両末端の保存性の低さが明らかになった。ニワトリのRFRPR及びNPFFR遺伝子の5’側領域の配列から脳下垂体での発現が示唆されたが、これはR-PCRにより確証された。ニワトリのRFRP及びその受容体の分布は共に哺乳類のものとは異なっていた。これらの結果は、鳥類RFRPが、哺乳類RFRPとは異なって、脳下垂体の受容体に直接作用して生殖腺刺激ホルモンの放出を制御することを示唆するものである。また鳥類と哺乳類でのRFRPの生理機能の相違は受容体の構造や発現部位の相違によるところが大きいと示唆された。
索引語受容体;ニワトリ;ホルモン;ペプチド;同定;脊椎動物;放出;鳥類;アミド;生理
引用文献数48
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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