伐採林齢がミズナラの萌芽更新に与える影響
伐採林齢がミズナラの萌芽更新に与える影響
レコードナンバー | 712722 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00008004 | NACSIS書誌ID | AN00014341 |
著者名 | 小谷 二郎 | ||
書誌名 | 石川県林業試験場研究報告 | ||
別誌名 | Bulletin of the Ishikawa-Ken Forest Experiment Station | ||
発行元 | 石川県林業試験場 | ||
巻号,ページ | 37号, p.22-27(2005-03) | ISSN | 03888150 |
全文表示 | PDFファイル (1318KB) | ||
抄録 | 伐採林齢に異なるミズナラ林での伐採後3年経過した更新跡地で、株の年齢・株径・伐採高と萌芽の生育状況を調査した。株径が18cm以上、株の年齢が36年生以上で株の枯死が認められ、46.5cm以上、79年生以上では生存萌芽がみられた株は存在しなかった。萌芽は、株の下部から発生するものが多く、最大萌芽長も下部から発生するものが多かった。伐採高が高いほど萌芽本数が少ないものが多く、最大萌芽長も低いものが多かった。また、株の中部以下から発生した萌芽は、伐採高が高いほど枯死する本数が多い傾向があった。株径18cm以下であれば、無条件に萌芽更新を、株径30cm以上であれば天然下種更新を選択すべきである。株径が18cm-30cmの時には株の枯死率を加味して萌芽更新を行い、天然下種更新と併用することが望ましいと考えられる。 | ||
索引語 | 萌芽;伐採;更新;枯死;齢;年齢;生育;生存;株;株径 | ||
引用文献数 | 20 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |