オドンチオダの生育・開花と個葉の光合成速度に及ぼす温度と光強度の影響
オドンチオダの生育・開花と個葉の光合成速度に及ぼす温度と光強度の影響
レコードナンバー | 720061 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00015006 | NACSIS書誌ID | AN00025257 |
著者名 | 窪田 聡 山本 淳子 高沢 容子 ほか4名 | ||
書誌名 | 園藝學會雜誌 | ||
別誌名 | 園芸学会雑誌 Journal of the Japanese Society for Horticultural Science | ||
発行元 | 園藝學會 | ||
巻号,ページ | 74巻・ 4号, p.330-336(2005-07) | ISSN | 00137626 |
全文表示 | PDFファイル (1167KB) | ||
抄録 | オドンチオダの生育の・開花と個葉の光合成に及ぼす高強度と温度の影響について検討した。バックシュートとカレントシュートの最終葉の光合成は、約30℃の葉温で著しく抑制され、光合成速度の低下は気孔コンダクタンスの低下と関連していた。バックシュートとカレントシュートの光飽和点はわずかに異なった。これらの葉の光合成は約400μmol・m(-2)・s(-1)の光強度が最適であった。糖とデンプンは強光条件下ではバックシュートの偽球茎に大量に蓄積した。それらの同化産物量はカレントシュートが葉を活発に展開させている時期には著しく低下し、その後再び増加した。したがって、バックシュートの偽球茎とカレントシュートの間には同化産物の転流が起きているものと考えられた。28/18℃で栽培された植物は、実験開始2ヶ月後にはすべて枯死し、本種の高温耐性が乏しいことが示された。生育と開花は光合成の最適条件に概ね合致する23/13℃、最大光強度300-500μmol・m(-2)・s(-1)で促進された。 | ||
索引語 | 光合成;光;強度;生育;開花;葉;速度;温度;条件;球茎 | ||
引用文献数 | 11 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |