北海道における牛ヘルペスウイルス4型の浸潤状況

北海道における牛ヘルペスウイルス4型の浸潤状況

レコードナンバー720829論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014801NACSIS書誌IDAN00191857
著者名吉間 昌行
関 慶久
一條 満
ほか2名
書誌名日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association
発行元日本獸医師会
巻号,ページ58巻・ 1号, p.33-36(2005-01)ISSN04466454
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抄録牛ヘルペスウイルス4型(BoHV-4)国内分離株を抗原とする間接蛍光抗体法(IFA)および市販ELISAキットを用いて、1998-1999年に北海道で採取された牛血清230検体中の抗体検出を試みたところ、後志を含む3管内で抗体陽性農場を確認した。また、後志管内で採取された牛血清を用いてIFAを実施した結果、1998-1999年の血清では陽性農場が5戸であったのに対し、2000-2002年は9戸であった。1998年の抗体陽性農場4戸は2002-2003年においても陽性牛を確認した。また、2002年の抗体陽性農場4戸のうち、繁殖雌牛と育成牛が同居している3戸の抗体陽性率は64.7-100%で、そのうち2農場では育成牛の50%以上が陽性だった。いっぽう、繁殖雌牛と育成牛が別々に飼養されている1戸の陽性率は21.9%であった。今回の成績から、後志管内では、わが国で初めてBoHV-4が分離された1999年以前から本ウイルスが存在し、徐々に牛群に浸潤していることが示唆された。また、BoHV-4の伝播には育成牛が重要な役割を果たしており、感受性の育成牛と持続感染していると考えられる抗体陽性牛との接触感染が繰り返され、ウイルスが農場に常在化することが推察された。
索引語抗体;農場;育成牛;血清;北海道;ヘルペスウイルス;分離;繁殖;ウイルス;感染
引用文献数8
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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