GC/MS(SCAN)およびLC/MS(SIM)による野菜・果実中残留農薬の多成分一斉分析法
GC/MS(SCAN)およびLC/MS(SIM)による野菜・果実中残留農薬の多成分一斉分析法
レコードナンバー | 721295 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00009680 | NACSIS書誌ID | AN00117741 |
著者名 | 柿本 芳久 苗床 義隆 岩嵜 吉哉 中村 茂 龍口 久子 | ||
書誌名 | 食品衛生学雑誌 | ||
別誌名 | Journal of the Food Hygienic Society of Japan Food hygiene and safety science J. Food Hyg. Soc. Jpn. Food Hyg. Saf. Sci. 食衛誌 Shokuhin eiseigaku zasshi | ||
発行元 | [日本食品衛生学会] | ||
巻号,ページ | 46巻・ 4号, p.153-160(2005-08) | ISSN | 00156426 |
全文表示 | PDFファイル (614KB) | ||
抄録 | 著者らが既に報告したGC/MSおよびHPLCによる多成分一斉分析法の適用農薬数拡大とLC/MSの導入を検討した。GC/MSで42農薬中32農薬に対して、LC/MSでは71農薬中38農薬に対して定量可能であった。また、エチルチオメトンなど12農薬は一部の試料で回収率が不安定であったが、スクリーニング分析であれば適用可能であると思われた。この結果から既報と合わせて、本分析法で定量可能な農薬は161農薬、スクリーニング分析であれば177農薬が分析可能であると思われた。検出下限値は、0.001-0.015μg/g (GC/MS)、<0.001-0.010μg/g(LC/MS)であった。検量線の相関係数は、0.976-1.000(GC/MS)、0.968-1.000(LC/MS)であり、ほとんどの農薬で良好な直線性を示した。農薬が検出された試料およびFAPASの技能試験用試料を用いて、本法と公定法を比較したところ、ほとんどの農薬で分析値がほぼ一致し、十分な真度で分析可能であった。 | ||
索引語 | 農薬;分析;成分;検出;野菜;果実;残留;導入;回収;性 | ||
引用文献数 | 9 | 登録日 | 2011年07月27日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |