北海道の断片化した森林の景観におけるエゾオオマルハナバチコロニーによる花粉利用

北海道の断片化した森林の景観におけるエゾオオマルハナバチコロニーによる花粉利用

レコードナンバー721400論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00010758NACSIS書誌IDAN10164318
著者名武内 梨花
倉持 勝久
永光 輝義
紺野 康夫
書誌名森林総合研究所研究報告
別誌名Bulletin of the Forestry and Forest Products Research Institute
発行元森林総合研究所
巻号,ページ4巻・ 2号, p.167-175(2005-06)ISSN09164405
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抄録北海道の断片化した森林に営巣したエゾオオマルハナバチ3コロニーの花粉利用を明らかにした。これらのコロニーは異なる景観において野生植物と農作物、園芸植物の花粉を異なる比率で利用した。園芸植物の花粉の体積比率は住宅地の相対面積が最も大きい景観で最も高かった。野生植物の花粉の体積比率は、自然植生の相対面積が最も小さく、農耕地の相対面積が最も大きい景観で最も高かった。この理由は、営巣した断片林の野生樹木が十分な花粉をコロニーに供給したためだと考えられる。農作物の花粉の体積比率は、3つの営巣地のなかで農耕他の相対面積が中程度の景観で最も高かった。この理由は、この地域で多く栽培されていた農作物が虫媒であるためだと思われる。これらの結果は、断片林に営巣したマルハナバチが営巣場所周辺の栽培植物の花粉を景観構造に応じて利用していることを示唆する。
索引語花粉;景観;利用;比率;面積;コロニー;植物;体積;北海道;森林
引用文献数23
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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