4倍体/2倍体キメラ胚におけるEGFP遺伝子導入4倍体細胞

4倍体/2倍体キメラ胚におけるEGFP遺伝子導入4倍体細胞

レコードナンバー721592論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014744NACSIS書誌IDAA10936678
著者名石黒 直美
加納 聖
山本 欣郎
ほか1名
書誌名The Journal of reproduction and development
発行元Japanese Society of Animal Reproduction
巻号,ページ51巻・ 5号, p.567-572(2005-10)ISSN09168818
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抄録我々はEGFPトランスジェニックマウス胚を用いて4倍体(4n)←→2倍体(2n)キメラ胚を作製し、4n細胞の分布を蛍光顕微鏡下で経時的に解析することに成功した。そしてこのEGFPトランスジェニックマウス胚を用いる解析法が、着床を境として生じる4n胚の死滅や4←→2nキメラ胚での4n細胞の性質や分布の検討に有用であるかどうかを評価した。EGFP発現4n細胞の観察から4n←→2n胚盤胞における4n細胞は着床後のような偏った分布を示さないことが明らかになり、胚の発達段階における形態形成についても4n胚、2n胚、4n←→2nキメラ胚、2n←→2nキメラ胚で差は見られなかった。しかし、4n胚盤胞の細胞数が予想された2n胚盤胞の細胞数の半分に満たないことがわかり、4n細胞において分裂速度の低下もしくは細胞死が起こっている可能性が示唆され、着床後の4n胚の死滅、4n←→2n胚での4n細胞の偏った分布が引き起こされると考えられた。以上より、マウスキメラ胚において目的とする細胞集団の標識にEGFP発現細胞を利用する本研究手法は、非侵襲的に、連続的に、そして簡便に細胞の分布を解析することができる非常に有用な手法であることが明らかになった。
索引語胚;細胞;キメラ;分布;解析;胚盤胞;発現;細胞数;遺伝子導入;体細胞
引用文献数17
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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