レーザードップラー法によるセイヨウナシ‘ラ・フランス'果実熟度の非破壊測定

レーザードップラー法によるセイヨウナシ‘ラ・フランス'果実熟度の非破壊測定

レコードナンバー721653論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015006NACSIS書誌IDAN00025257
著者名村山 秀樹
今野 一朗
寺崎 章二
ほか2名
書誌名園藝學會雜誌
別誌名園芸学会雑誌
Journal of the Japanese Society for Horticultural Science
発行元園藝學會
巻号,ページ75巻・ 1号, p.79-84(2006-01)ISSN00137626
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抄録レーザードップラー振動計(LDV)を用いて、セイヨウナシ'ラ・フランス'果実の追熟中に弾性率を測定した。果実は1999年に3回採取し、それぞれ収穫後ただちに20℃で追熟を行った。収穫適期に採取した果実の一部は1℃で貯蔵し、2週間、1か月、2か月あるいは4か月後20℃に移し追熟を行った。早期収穫果において、収穫時の弾性率は36.4×105Hz2・g2/3であり、追熟に伴い低下した。適期収穫果では、弾性率が2段階の減少パターンを示した。他方、晩期収穫果では、追熟に伴い弾性率が指数関数的に低下した。貯蔵中に弾性率は低下し、貯蔵期間によって弾性率の減少パターンが変化した。すなわち、適期に収穫し1℃で2週間貯蔵した果実では、弾性率が2段階の減少パターン示した。1か月間あるいは2か月間貯蔵した果実では、追熟中に弾性率が指数関数的に低下した。他方、4か月間貯蔵した果実では、追熟開始時の弾性率が最も小さく(4.3×105Hz2・g2/3)、追熟中の変化も小さかった。収穫日あるいは貯蔵期間の違いにかかわらず、レオメーターで測定した果実硬度と弾性率との間には高い相関関係が認められた。ただし、4か月間貯蔵した果実での相関は低かった。これらの結果より、セイヨウナシ'ラ・フランス'では、収穫適期に採取し低温貯蔵期間が短い果実では、追熟中の弾性率が2段階の減少パターン示すこと、また、LDVによる果実硬度の非破壊測定が可能であることが判明した。
索引語果実;弾性;追熟;貯蔵;収穫;測定;破壊;硬度;フランス;熟度
引用文献数29
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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