台木品種がキュウリ穂木のうどんこ病抵抗性に及ぼす影響

台木品種がキュウリ穂木のうどんこ病抵抗性に及ぼす影響

レコードナンバー721659論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015006NACSIS書誌IDAN00025257
著者名坂田 好輝
杉山 充啓
小原 隆由
ほか1名
書誌名園藝學會雜誌
別誌名園芸学会雑誌
Journal of the Japanese Society for Horticultural Science
発行元園藝學會
巻号,ページ75巻・ 2号, p.135-140(2006-03)ISSN00137626
全文表示PDFファイル (873KB) 
抄録台木品種がキュウリ穂木のうどんこ病抵抗性に及ぼす影響を明らかにするため、台木用品種そのもののうどんこ病抵抗性、また、抵抗性のレベルの異なる台木品種に接ぎ木されたキュウリ穂木の抵抗性について評価した。近年発表されたブルームレス台木'ときわパワーZ'および'ホワイトパワー'は、子葉から第10本葉に至るまで、20℃程度の冷温から26℃、加温ハウスレベルの適温条件まで、高いレベルのうどんこ病抵抗性を示した。PPMR-1は、成育が進むにつれ、高度な抵抗性を示した。従来から利用されているブルームレス台木'ひかりパワーG'及びブルーム台木の'新土佐'は罹病性であり、'ひかりパワーG'はより激しく罹病した。うどんこ病抵抗性が異なる台木を用いた場合にも接ぎ木されたキュウリ穂木の子葉の抵抗性には有意な差異はなく、幼苗期においては台木品種が抵抗性に及ぼす影響はないまたは小さいと考えられた。一方、接ぎ木キュウリの成育に伴い、PPMR-1あるいは'新土佐'に接ぎ木された穂木(第5本葉、あるいは17本葉)は、うどんこ病に対して抵抗性あるいは耐性を増した。うどんこ病に高度な抵抗性を有する'ときわパワーZ'および'ホワイトパワー'を台木に用いた場合には、キュウリ穂木が抵抗性になることはなかった。ブルームレス台木の'ひかりパワーG'は穂木の抵抗性を弱めた。これらの結果から、台木品種は穂木のうどんこ病に対する抵抗性または耐性を変え、PPMR-1のような抵抗性または耐性を付与することのできるカボチャ台木品種を利用することにより、うどんこ病被害を軽減できることが示唆された。
索引語抵抗性;台木;うどんこ病;穂木;品種;キュウリ;ブルーム;接ぎ木;葉;ひかり
引用文献数10
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat