収穫後の‘蓮台寺'カキ果実におけるACC合成酵素およびACC酸化酵素の遺伝子発現

収穫後の‘蓮台寺'カキ果実におけるACC合成酵素およびACC酸化酵素の遺伝子発現

レコードナンバー721666論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015006NACSIS書誌IDAN00025257
著者名菅谷 純子
瀬古澤 由彦
ほか3名
書誌名園藝學會雜誌
別誌名園芸学会雑誌
Journal of the Japanese Society for Horticultural Science
発行元園藝學會
巻号,ページ75巻・ 2号, p.178-184(2006-03)ISSN00137626
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抄録不完全渋ガキの'蓮台寺'は収穫熟度の果実ではエチレン生成量が低いが、脱渋処理後エチレンを発生し、収穫後の取り扱いの中で急速に軟化することが問題である。本研究では、追熟過程の果実、およびエタノール脱渋後1-メチルシクロプロペン(1-MCP)処理をした果実におけるエチレン生成、エチレン生合成酵素活性および遺伝子発現を解析し、エチレン生成制御について検討した。その結果、エタノール脱渋後の果実ではエチレン量は比較的低いレベルであったが、エチレン生成量の増加は果実硬度の低下と一致していた。1-MCP処理果では、エチレン生成量はそれほど抑制されなかったが、ACC量、ACC合成酵素およびACC酸化酵素活性は明らかに低下した。その阻害の程度はACC合成酵素で著しかったことから、エチレンによる'蓮台寺'果実の成熟制御には、本酵素が重要であることが示唆された。リアルタイムPCRを用いて1-MCP処理果および追熟果の成熟過程におけるエチレン生合成酵素遺伝子の発現量の変化を調べたところ、'蓮台寺'果実では、追熟に伴ったエチレン生成によりDK-ACS1、DK-ACS2、DK-ACO1、DK-ACO2が強く発現誘導されることにより追熟が急速に進行することが示唆された。一方、追熟果ではDK-ACS3の発現はほとんど発現が認められなかった。
索引語エチレン;果実;酵素;発現;生成;合成;遺伝子;収穫;追熟;酸化
引用文献数29
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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