施肥法がホウレンソウ中硝酸イオン濃度に及ぼす影響
施肥法がホウレンソウ中硝酸イオン濃度に及ぼす影響
レコードナンバー | 721728 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20002372 | NACSIS書誌ID | AA11567599 |
著者名 | 浅野 雄二 加藤 昌亮 袖垣 一也 | ||
書誌名 | 岐阜県中山間農業技術研究所研究報告 = Bulletin of the Gifu Prefectural Research Institute for Agricultural Sciences in Hilly and Mountainous Areas | ||
別誌名 | Bulletin of the Gifu Prefectu[r]al Research Institute of Agricultu[r]al Science in Hilly and Mountainous Areas Bulletin of the Gifu Prefectual Research Institute of Agricultual Science in Hilly and Mountainous Areas | ||
発行元 | 岐阜県中山間農業技術研究所 | ||
巻号,ページ | 4号, p.1-5(2005-08) | ISSN | 13465708 |
全文表示 | PDFファイル (602KB) | ||
抄録 | 硝酸イオンは過剰摂取すると人体に悪影響を及ぼすといわれている。そこで飛騨地域の主要野菜である雨よけ栽培ホウレンソウ(春-秋作)について施肥法と減肥により作物体中の硝酸イオン濃度低減を試みた。全層混和減肥では慣行施肥体系(平成15年ぎふクリーン農業施肥体系)より20%の減肥を行うことで収量を確保しながら作物体の硝酸イオン濃度を22%低減することができた。潅水同時施肥法は33%の硝酸イオン濃度低減ができたが、肥料成分が下層土へ移行せず十分な収量が得られなかった。局所施肥法は全窒素2.5~5.0kg/10a(1作当たり)の施肥量を局所施肥した場合、12%の増収、34%の硝酸イオン低減となり全層混和法での硝酸イオン低減より有効と考えられた。この局所施肥法での施肥体系は-N19.3kg/10a(4作合計)程度とすることが妥当と考えられた。しかし、不明な点が多く施肥量、肥料の種類等を検討する必要があると考えられた。 | ||
索引語 | 施肥;硝酸;イオン;濃度;体系;ホウレンソウ;作物;収量;肥料;施肥量 | ||
引用文献数 | 3 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |