かき殻除去による底質改善
かき殻除去による底質改善
レコードナンバー | 721807 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00008383 | NACSIS書誌ID | AN00212447 |
著者名 | 山地 幹成 前川 啓一 | ||
書誌名 | 広島県水産試験場研究報告 | ||
別誌名 | Bulletin of Hiroshima Fisheries Experimental Station | ||
発行元 | 広島県水産試験場 | ||
巻号,ページ | 23号, p.15-18(2005-03) | ISSN | 03876039 |
全文表示 | PDFファイル (310KB) | ||
抄録 | かき養殖漁場において,海底に堆積したかき殻の除去が底質環境に与える影響を調査した。かき殻を除去した試験区は,江田島湾北部かき漁場の水深14mの海底に設けて,2003年8月から2004年2月まで底質調査を実施した。その結果,底泥中のCOD及び全硫化物は50日目までに,それぞれ除去前の29.1%,35.7%に減少した。CODと全硫化物に基づく底質の有機汚染度の基準では,「汚染泥」から「やや汚染の始まりかかった泥」となり,一時的に底質の改善が見られた。しかし,198日後の調査では,再び「汚染泥」の基準に戻っており,かき漁場の底質を改善させるためには,かき殻除去と併せて底質への有機物の負荷量を減少させる方策を行う必要があると考えられた。 | ||
索引語 | 底質;殻;漁場;調査;海底;COD;硫化物;汚染;養殖;環境 | ||
引用文献数 | 2 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |