高分解能衛星画像を用いたスギ人工林におけるテクスチャからの目視判読の可能性

高分解能衛星画像を用いたスギ人工林におけるテクスチャからの目視判読の可能性

レコードナンバー721861論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014669NACSIS書誌IDAN00183393
著者名青木 孝宏
阿部 信行
書誌名新潟大学農学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Niigata University
発行元新潟大学農学部
巻号,ページ58巻・ 1号, p.71-78(2005-08)ISSN03858634
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抄録高分解能衛星画像(IKONOS衛星のPAN画像、分解能lm x lm)を利用して、スギ人工林における林分要素の目視判読を試みた。目視判読は、画像のテクスチャの違い一キメ細かく見えるか、粗く見えるか一に注目して行った。始めに、目視によるテクスチャの違いと輝度値の変動係数を比較した。その結果、キメ細かく見えた画像ほど輝度値の変動係数は低く、粗く見えた画像ほど輝度値の変動係数は高い値をとっていた。次に、現地調査を行ったプロットについて、衛星画像のクスチャの違い及び輝度値の変動係数と、平均樹高及び平均胸高直径の関係を調べた。その結果、目視によってテクスチャがキメ細かいと判別したプロットほど平均樹高・平均胸高直径ともに低く、粗いと判別したプロットほど平均樹高・平均胸高直径ともに高くなっていた。また、輝度値の変動係数は、平均樹高・平均胸高直径のどちらの場合も高い相関を示した。以上のことから、高分解能衛星画像を目視することで、テクスチャの違いから平均樹高・平均胸高直径を推定することが可能である。また、輝度値の変動係数を利用して判別指標となる凡例画像を作成すれば、目視判読の精度の向上が期待できる。これらのことは、林分が成長するに従って個体量の増加と個体差の拡大が進み、樹幹層表面の凹凸が激しくなることで、衛星画像のテクスチャがキメの粗いものになっていくからであると考える。
索引語画像;変動;樹高;スギ;人工林;林分;個体;現地;調査;胸高直径
引用文献数1
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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