和歌山県のカキ園およびカンキツ園の雑草におけるミカンキイロアザミウマとネギアザミウマの発生消長
和歌山県のカキ園およびカンキツ園の雑草におけるミカンキイロアザミウマとネギアザミウマの発生消長
レコードナンバー | 722069 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00014825 | NACSIS書誌ID | AN00186121 |
著者名 | 森下 正彦 | ||
書誌名 | 日本応用動物昆虫学会誌 | ||
別誌名 | Japanese journal of applied entomology and zoology 日本応用動物昆虫学会誌 | ||
巻号,ページ | 49巻・ 4号, p.195-203(2005-11) | ISSN | 00214914 |
全文表示 | PDFファイル (684KB) | ||
抄録 | ミカンキイロアザミウマは、カキ園とカンキツ園においてミドリハコベ、ホトケノザなどの1年生冬草で越冬し、春になると1年生冬草の現存量増大に伴い個体数が増加し、5月には最初の発生ピークを迎えた。その後一時的に密度は減少するが、7-8月に1年生夏草のエノコログサなどが繁茂すると再び増殖して最も密度が高まり、カキ早生品種「刀根早生」が9月上旬に着色を始めると、成虫が果実を加害した。このように本種の個体群密度は果樹園内の増殖源である雑草の現存量に依存して増減しながら周年発生した。一方、ネギアザミウマはミカンキイロアザミウマと同様にミドリハコベやヤハズエンドウで越冬し、5-6月に同寄主上で発生ピークを迎えるが、その後は密度が低下したままで冬に至った。 | ||
索引語 | 発生;密度;カキ;冬;雑草;草;増殖;和歌山県;消長;春 | ||
引用文献数 | 32 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |