稲体の窒素・ケイ酸栄養条件が不稔発生に及ぼす影響

稲体の窒素・ケイ酸栄養条件が不稔発生に及ぼす影響

レコードナンバー722226論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011749NACSIS書誌IDAN00195767
著者名後藤 英次
五十嵐 俊成
稲津 脩
書誌名日本土壌肥料學雜誌 = Journal of the science of soil and manure, Japan
別誌名日本土壌肥料學雜誌 : 土壌・肥料・植物栄養
Japanese Journal of Soil Science and Plant Nutrition
日本土壌肥料学雑誌
発行元日本土壌肥料學會
巻号,ページ76巻・ 6号, p.881-889(2005-12)ISSN00290610
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抄録北海道における水田圃場試験(上川農試、褐色低地土)とポット試験(概ね野外で管理、止葉期前後は人工気象室内で管理)において窒素施肥とケイ酸施肥の組合せ試験を行い、葯の成長と不稔発生に及ぼす影響について検討した。1)水稲に対するケイ酸施肥は不稔発生軽減に効果的であった。また、ケイ酸追肥区はケイ酸基肥区より止葉期茎部の炭水化物含有量が高く、葯長は長く、不稔発生を軽減する傾向が見られた。2)葯長と不稔歩合の間には負の相関関係、葯長と止葉期茎部の炭水化物含有量の間には正の相関関係が認められた。この傾向は、圃場試験とポット試験で共通しており、同一の回帰線で説明された。3)ケイ酸基肥および追肥は止葉期稲体中のケイ酸含有量、ケイ酸/窒素比を高めた。止葉期茎部の炭水化物含有量とケイ酸含有量は正の相関関係、窒素含有量には負の相関関係が認められた。4)ケイ酸施肥により精玄米収量が高まり、白米タンパク質含有量は低下した。特に、白米タンパク質含有量の低下はケイ酸追肥区で大きい傾向が見られた。
索引語ケイ酸;含有量;不稔;窒素;発生;施肥;葯;茎;炭水化物;圃場
引用文献数34
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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