イネcaffeic acid 3-O-methyltransferaseのクローニングおよび機能解析
イネcaffeic acid 3-O-methyltransferaseのクローニングおよび機能解析
レコードナンバー | 722253 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20010122 | NACSIS書誌ID | AA11818622 |
著者名 | 山野 剛 長谷川 守文 林 鳳秋 ほか3名 | ||
書誌名 | Journal of pesticide science | ||
別誌名 | 日本農薬学会誌. 和文編 日本農薬学会誌 | ||
発行元 | 日本農薬学会 | ||
巻号,ページ | 31巻・ 1号, p.47-53(2006-02) | ISSN | 1348589X |
全文表示 | PDFファイル (641KB) | ||
抄録 | イネファイトアレキシンの一つであるサクラネチンの生合成酵素 naringenin 7-O-mehylransferase(NOM)の既に報告されている部分アミノ酸配列を用いて、UV処理したイネ葉のcDNAからO-mehylransferase cDNAをクローニングした。しかし、大腸菌で発現した融合たんぱく質(約41 kDa)はNOM活性を示さず、caffeic acid 3-O-mehylransferaseの活性を示した。定量R-PCRの結果、その遺伝子は発芽後1ミ5週間のイネで構成的に発現しており、塩化銅、ジャスモン酸及びUV処理による誘導性はないことが明らかとなった。基質特異性を調べた結果、B環に隣接している水酸基を二つ持つフラボノイド系化合物が良い基質となることが分かった。これらの結果から、以前に報告されたNOMの部分アミノ酸配列はNOMではなく、caffeic acid 3-O-mehylransferaseのものであることが明らかとなった。 | ||
索引語 | イネ;アミノ酸配列;活性;処理;機能;解析;生合成;酵素;葉;遺伝子 | ||
引用文献数 | 23 | 登録日 | 2011年12月19日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |