自動搾乳システムへの乳牛移動後の馴致時における管理者の介助作業
自動搾乳システムへの乳牛移動後の馴致時における管理者の介助作業
レコードナンバー | 722525 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00014735 | NACSIS書誌ID | AN00247860 |
著者名 | 森田 茂 村田 香代子 影山 杏里奈 ほか3名 | ||
書誌名 | 酪農学園大学紀要. 自然科学編 = Journal of the College of Dairying. Natural science | ||
別誌名 | Journal of Rakuno Gakuen University. Natural science J. Rakuno Gakuen University J. Coll. Dairying 酪農大紀要 | ||
発行元 | 酪農学園大学 | ||
巻号,ページ | 30巻・ 1号, p.111-114(2005-10) | ISSN | 0388001X |
全文表示 | PDFファイル (300KB) | ||
抄録 | 自動搾乳システムを新規に導入する際の、管理者による介助作業の特性と導入前の繋ぎ飼い牛舎での乳牛の搾乳時行動との関連性を検討した。新設された自動搾乳システムに20頭の乳牛を導入した。自動搾乳機への乳牛の進入、搾乳および退出時の管理者による介助の程度および自動搾乳機内での乳牛の反応を記録した。導入以前、繋ぎ飼い牛舎での搾乳中の蹴り回数を計測した。介助および反応スコアの平均値は、進入段階で2.8、搾乳で2.2および退出で1.9となった。このことから、自動搾乳システムヘの乳牛の馴致時に、管理者は労力をはらう必要があることが確認された。導入前の蹴り回数により分類された3つのグループ間で、介助および反応スコアの平均値に有意差は認められなかったが、繋ぎ飼い牛舎での搾乳時に蹴ることが全くなかった乳牛は、進入時の介助が軽い場合が最も多く、搾乳時に僅かしか動かない乳牛頭数の割合が高くなる傾向にあった。このことから、繋ぎ飼い飼養での搾乳中の反応と自動搾乳機導入後の管理者による馴致時の作業のし易さには関連性があると考えた。 | ||
索引語 | 搾乳;乳牛;導入;反応;システム;作業;搾乳機;特性;行動;自動 | ||
引用文献数 | 5 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |