生分解性ポットを利用したイチゴの育苗技術

生分解性ポットを利用したイチゴの育苗技術

レコードナンバー722532論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20009168NACSIS書誌IDAA11480140
著者名西森 裕夫
辻 佳子
東 卓弥
ほか1名
書誌名和歌山県農林水産総合技術センター研究報告
別誌名和歌山農林水技セ研報
Bull. Wakayama Res. Cent. Agri. Forest. Fish
発行元和歌山県農林水産総合技術センター
巻号,ページ6号, p.1-12(2005-03)ISSN13455028
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抄録イチゴ'さちのか'の促成栽培において、生分解性ポット(subsraepo、SSP)を用いた苗の特性を明らかにするとともに、良質苗の育成技術について検討した。1.イチゴ育苗におけるSSPの大きさは、容量が大きいほど苗の生育が良好で、本試験で使用したSSP製造機(susraepo machine)で製造可能な最大の大きさである直径50mm、高さ70-80mmが適当であった。また、SSPに採苗する子苗の大きさは、本葉1.5葉-3葉であれば定植時の苗の生育に差は認められなかった2.6月下旬に採苗し頭上かん水で育成した場合、低温処理をしない育苗、夜冷短日処理育苗のいずれにおいても、SSP苗は9.0cmおよび10.5cmポリポット苗に比べて苗が小さく、収量がやや少なかった。3.SSP苗はポリポット苗に比べて、収穫開始時期が4-10日早かったこの要因として、SSP苗の培地温度がポリポット苗に比べて、夏季の日最高気温が約5℃低く、花芽分化が早かったことが考えられた。4.SSP苗では、採苗時期を5月下旬から6月上旬と早くすることで、苗の生育が良好になり、収量も9.0cmポリポット苗と同等に得られた。5.SSP苗では、かん水方法を厚さ4mmの吸水性不織布を利用した底面給水とすることで、頭上かん水に比べて苗の生育が良好で、収量も多くなった。6.SSP苗では、窒素中断処理開始時期を8月中旬から9月中旬まで遅くすることで、クラウン径がわずかに大きくなったが、収量にはほとんど差はみられず、収穫開始時期はやや遅れた。このことから、SSP苗での窒素中断開始時期は、8月中旬が適当であった。
索引語苗;時期;育苗;生育;収量;性;イチゴ;大きさ;処理;生分解
引用文献数11
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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