肉用牛肥育における飼料イネホールクロップサイレージ給与が増体および肉質に及ぼす影響

肉用牛肥育における飼料イネホールクロップサイレージ給与が増体および肉質に及ぼす影響

レコードナンバー722723論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014244NACSIS書誌IDAN00380179
著者名西 博巳
坂下 邦仁
別府 成
ほか1名
書誌名鹿児島県畜産試験場研究報告
別誌名Bulletin of the Kagoshima Prefectural Livestock Experiment Station
Bulletin of the Kagoshima Livestock Experiment Station
発行元鹿児島県畜産試験場
巻号,ページ39号, p.35-39(2005-12)ISSN0389357X
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抄録黒毛和種去勢牛8頭を用いて,イネ発酵粗飼料の肥育牛への給与技術について検討するため飼料イネホールクロップサイレージ(以下WCS)を肥育前期および肥育後期に給与するI区と,肥育前期のみ給与するII区を設定し,増体,血中ビタミンA(以下VA)濃度,枝肉成績に及ぼす影響を検討した。1 WCS混合飼料の嗜好性は良好で,WCS配合割合がTDN当たり20%以下であれば必要養分量を摂取できた。2 肥育前期のDGは,1.24kgと良好な発育を示した。3 血中VA濃度については,WCSの水分,β-カロテン含量に影響されるが,予乾1日の場合180IU/dl程度まで上昇した。4 枝肉成績については,I区とII区の間に有意な差は見られなかった。5 胸最長筋の色調,総色素量については有意な差は見られなかった。6 皮下脂肪,筋間脂肪,胸最長筋の脂肪融点に差は見られなかった。7 I区は,不飽和脂肪酸であるC16:1(パルミトレイン酸)について,胸最長筋では多い傾向(P<0.1)が見られ,筋間脂肪については有意に多かった(P<0.05)。以上の結果から,肥育前期でのWCS給与については,採食量の増加による増体成績の向上が期待できること,枝肉成績(肉色・脂肪色)への影響がないことから利用可能と考えられた。また,肥育後期についても給与量の10%程度であれば給与可能できることが示された。
索引語肥育;飼料;増体;肉質;種;去勢;イネ;発酵;粗飼料;技術
引用文献数2
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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