酪農の省力的高位生産性確立のための調査研究

酪農の省力的高位生産性確立のための調査研究

レコードナンバー722880論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20002644NACSIS書誌IDAA11573718
論文副題県内稲発酵粗飼料利用酪農家に対する調査
著者名楠原 徹
宇田 三男
石井 貴茂
ほか1名
書誌名茨城県畜産センター研究報告 = Bulletin of the Ibaraki Prefectural Livestock Research Center
別誌名茨城畜セ研報
Bull. Ibaraki Pre. Liv Exp. Stn
発行元茨城県畜産センター
巻号,ページ38号, p.13-18(2005-08)ISSN13466488
全文表示PDFファイル (726KB) 
抄録近年、稲発酵粗飼料の栽培・給与は、全国各地で急激に増加し、県内では平成16年度で約161ha栽培され約40戸の酪農家で給与されている。そこで稲発酵粗飼料の利用を開始した酪農家18戸(延べ22戸)について調査検討した。調査対象酪農家の平均飼養頭数は78.7頭(搾乳頭数17-130頭)であり、飼養規模は多様であった。稲発酵粗飼料の1頭当たりの給与量は、搾乳牛では、分離給与で2-7kg、MR(混合飼料)で2.5-12.5kg、乾乳前期では4-12kg、育成牛で2kg-不断給餌という給与状況であった。搾乳牛への給与例について飼料計算を実施したところ、日本飼養標準に対し充足率を満たしている農家は64.7%であったものの、残る35.3%の農家では、DN(可消化養分総量:エネルギー)およびCP(粗蛋白質)不足であった。また、稲発酵粗飼料を粗飼料の代替として給与している場合の飼料成分は、それ以前の飼料成分と比べNDF含量が低くなる傾向があった。稲発酵粗飼料の生産利用形態は、耕種農家が生産したものを給与している耕畜連携型と、自ら自給飼料として生産する自己完結型がとられていた。なお、収穫調整方法の違いによりロールの品質および嗜好性に違いが有るものの、カビや土の混入等の官能検査的な質の差は見られなかった。今後、耕畜連携の形態において畜産農家に受け入れられやすくするには、品質の安定が必要と思われた。
索引語酪農;省力;生産性;調査;研究;発酵;粗飼料;利用;栽培;搾乳
引用文献数3
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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