安価な原料用サツマイモを用いたアリモドキゾウムシの大量増殖

安価な原料用サツマイモを用いたアリモドキゾウムシの大量増殖

レコードナンバー723260論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014825NACSIS書誌IDAN00186121
著者名山口 卓宏
時村 金愛
原 洋一
ほか1名
書誌名日本応用動物昆虫学会誌
別誌名Japanese journal of applied entomology and zoology
日本応用動物昆虫学会誌
巻号,ページ50巻・ 2号, p.157-165(2005-11)ISSN00214914
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抄録安価な原料用サツマイモ3品種(シロサツマ、シロユタカ、コガネセンガン)を、現行のアリモドキゾウムシ大量増殖工程で用いられている青果用サツマイモ(土佐紅)と比較し、大量増殖用の餌としての利用の可能性について検討した。アリモドキゾウムシ成虫約1、500頭(性比およそ1:1)にサツマイモ塊根を与え2週間飼育した。サツマイモ塊根は1回に約800gを与え、34日間隔で新しいものと交換した。塊根内で発育した成虫の脱出時期は、土佐紅と比べて、シロユタカはやや早く、コガネセンガンはやや遅い傾向がみられた。コガネセンガンは、全脱出虫数に対して不妊虫放飼に利用可能な産卵終了43日後までに塊根から脱出した成虫の割合が、土佐紅より最大2.7%低かった。サツマイモ塊根1g当たりの平均適期脱出虫数は、原料用サツマイモ3品種とも土佐紅との間に差はみられなかった。原料用サツマイモは土佐紅に比べて、羽化脱出成虫は有意に雄が多かった。シロユタカは不妊化のためのγ線照射時期における塊根内のアリモドキゾウムシの齢期が、土佐紅より12日程度進む傾向がみられた。以上の結果から、原料用サツマイモ3品種はアリモドキゾウムシ増殖用の餌として利用可能であると結論された。
索引語原料;サツマイモ;大量増殖;品種;利用;成虫;性比;塊根;時期;不妊
引用文献数35
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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