メドウフェスクから分離したエンドファイト(Neotyphodium uncinatum)を接種したイタリアンライグラスにおけるロリンアルカロイド類の濃度
メドウフェスクから分離したエンドファイト(Neotyphodium uncinatum)を接種したイタリアンライグラスにおけるロリンアルカロイド類の濃度
レコードナンバー | 723676 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00014871 | NACSIS書誌ID | AN00194108 |
著者名 | 笠井 恵里 佐々木 亨 岡崎 博 | ||
書誌名 | 日本草地学会誌 | ||
別誌名 | 日本草地学会誌 Japanese journal of grassland science Glassland science Journal of Japanese Society of Grassland Sciences Journal of Japanese Society of Grassland Science | ||
発行元 | 日本草地学会 | ||
巻号,ページ | 51巻・ 4号, p.390-397(2006-01) | ISSN | 04475933 |
全文表示 | PDFファイル (589KB) | ||
抄録 | Neoyphodium uncinaumに感染したメドウフェスクは、ロリンアルカロイド類を産生し、数種の害虫に対して摂食忌避作用を示す。このエンドファイト(N.uncinaum)を感染させたイタリアンライグラスとメドウフェスクにおける越冬前、越冬中、越冬後、出穂始め、開花期、採種種子のN-ホルミルロリン(NFL)とN-アセチルロリン(NAL)の濃度を測定した。その結果、ロリンアルカロイド類の濃度は、冬期に低く、開花期に増加した。イタリアンライグラスの開花期におけるNFLの濃度は約1400ppm、NALの濃度は100ppm以下であった。概して、採種種子のNFLとNALの濃度は、N.uncinaumを感染させたメドウフェスクよりイタリアンライグラスの方が低かった。しかし、イタリアンライグラスの採種種子でNFLの濃度が5、844ppmの個体が認められ、これはメドウフェスクと同程度であった。 | ||
索引語 | イタリアンライグラス;濃度;産生;種;害虫;摂食;忌避;作用;越冬;出穂 | ||
引用文献数 | 31 | 登録日 | 2011年12月19日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |