イネにおける不定根の発生とその伸長に及ぼす亜鉛とオーキシンの影響

イネにおける不定根の発生とその伸長に及ぼす亜鉛とオーキシンの影響

レコードナンバー724210論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015280NACSIS書誌IDAN00236503
著者名井上 昭彦
鵜戸西 夏奈
佐伯 雄一
ほか2名
書誌名宮崎大学農学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Miyazaki University
別誌名Bulletin of the Faculty of Agriculture, University of Miyazaki
発行元宮崎大学農学部
巻号,ページ52巻・ 1-2号, p.57-64(2006-03)ISSN05446066
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抄録前報(横山ら2004a)では、亜鉛がオーキシン誘導性不定根の発生を促進するという新しい発見を報告した。しかし、前報のデータは定量性に乏しかった。そこで、本報告では、オーキシン誘導性の根を一次根と二次根に区分して測定するなど定量的なデータを得ることで、亜鉛の作用機構を知る手がかりを得ようとした。オーキシン作用を示す化合物には2、4-Dを使用した。亜鉛処理のみでは、亜鉛濃度を高めても根数に変化は認められなかった。しかし、2、4-D処理はイネの根数を増加させた。発根数の増加は2、4-D 0.1mgL(-1)までであり、これを超えるとカルス化した。2、4-Dの存在する条件下における亜鉛添加は、根数を高め、根数の増加は亜鉛濃度が50-103mgL(-1)までは続き、それを超えると低下した。発根という過程は、根の原基形成と原基の伸長の2段階から成り立つとされているが、前者がオーキシン(2、4-D)作用で、後者が亜鉛作用であると推定された。
索引語イネ;根;発生;伸長;亜鉛;オーキシン;誘導;性;データ;作用
引用文献数27
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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