ミニブタ精子抽出物とその抽出物処理がブタおよびウシ卵子の活性化に及ぼす影響

ミニブタ精子抽出物とその抽出物処理がブタおよびウシ卵子の活性化に及ぼす影響

レコードナンバー724408論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20020157NACSIS書誌IDAN10548943
著者名松浦 大創
寺田 隆登
王 海峰
書誌名Journal of mammalian ova research = 日本哺乳動物卵子学会誌
別誌名日本卵子学会誌
発行元日本哺乳動物卵子学会
巻号,ページ23巻・ 1号, p.52-57(2006-04)ISSN13417738
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抄録ミニブタ精子から超音波および超遠心分離処理により抽出物(SE)を作製し、種々の濃度のSE注入および高あるいは低温処理したSE注入が卵子活性化に及ぼす影響を検討した。0.03、0.08、0.3および0.8mg/mlのSEを48時間成熟培養したブタ卵子に5pl顕微注入した後、10%FCS添加CM-199で48時間発生培養した。0.3mg/mlSE注入区の卵子活性化率が最も高い値(41.8%)を示した。SEをウシ卵子に注入した場合もブタ卵子と同程度の活性化が得られた(43.3%)。SEをタンパク質精製kiで処理し、同様に注入および培養した結果、卵子活性化率が有意に(P<0.05)向上した(63.4%)。SEの注入によりほとんどの卵子で、表層顆粒の開裂が観察された。SEを60℃で30分間処理すると卵子活性化能は失われたが、4℃で48時間保存(42.1%)あるいは凍結融解を5回繰り返し処理(31.4%)しても、卵子活性化能には有意な低下は認められなかった。以上の結果より、SE中には卵子活性化に有効な因子を含んでおり、その因子の活性は高温では失活するが、低温処理に対しては失活しないものと考えられた。
索引語ブタ;精子;抽出;処理;ウシ;卵子;活性化;超音波;分離;濃度
引用文献数14
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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