針広混交林育成試験(1)

針広混交林育成試験(1)

レコードナンバー724437論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20013913NACSIS書誌IDAA11834695
論文副題スギ人工林内に樹下植栽された落葉広葉樹4種の9年間の生存と成長
著者名吉野 豊
前田 雅量
書誌名兵庫県立農林水産技術総合センター研究報告. 森林林業編
発行元兵庫県立農林水産技術総合センター
巻号,ページ53号, p.1-4(2006-03)ISSN13477749
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抄録スギ人工林から針広混交林や広葉樹林への省力的な誘導方法を検討するために、強度に間伐(本数率;55.5%)した32年生のスギ林内にブナ、ミズナラ、ヤマザクラ、ケヤキ苗木を植栽し、9年間の下木の生存率と成長量を調査した。林内の相対照度は当所40%程度であり、相対照度の低下は間伐3年後まではゆるやかであったが、その後急激に低下し9年後には14%となった。植栽苗木の枯死は相対照度が20%を下回った6年後から発生した。枯死率はミズナラが高く、ブナは低かった。相対照度の低下にともなって伸長成長が急激に低下したのは、ミズナラとヤマザクラであった。一方、ケヤキ、ブナは照度が低下しても成長量は減少せず、試験開始9年後の樹高は2.5m以上を示した。この結果から、強度に間伐したスギ林内に耐陰性の高いブナやケヤキなどの落葉広葉樹を植栽することにより、省力的に針広混交林や広葉樹林が造成できる可能性があることがわかった。
索引語混交林;育成;スギ;人工林;落葉;広葉樹;種;生存;省力;誘導
引用文献数19
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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