穿孔抵抗による材内密度分布の推定の試み

穿孔抵抗による材内密度分布の推定の試み

レコードナンバー724477論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00010758NACSIS書誌IDAN10164318
著者名山下 香菜
長尾 博文
加藤 英雄
井道 裕史
書誌名森林総合研究所研究報告
別誌名Bulletin of the Forestry and Forest Products Research Institute
発行元森林総合研究所
巻号,ページ5巻・ 1号, p.61-68(2006-03)ISSN09164405
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抄録穿孔抵抗による木材の密度推定の可能性を検討するために、国内で採取した広葉樹27樹種(気乾密度256~995kg/m3)とスギ(気乾密度314~476kg/m3)の小試験体を用いて、レジストグラフ(R)による穿孔抵抗の測定を行い、その出力値と密度との関係を調べた。出力値の平均値と密度との間には、生材と気乾材ともに有意な相関関係が認められ、出力値の平均値からの密度の推定式を作成した。丸太横断面の半径方向における木材密度の分布の推定可能性を検討するために、柾目板試験体を用いて穿孔抵抗の測定を行い、推定式による推定密度と実測密度を比較した。生材では、穿孔深さに伴って穿孔抵抗が増加し、推定密度が実測密度よりも大きくなることから、穿孔抵抗から立木や生材丸太で密度分布を推定することは難しいと考えられた。一方、スギおよび低・中密度の広葉樹の気乾材では穿孔深さに伴う穿孔抵抗の増加はみられず、密度分布の推定は可能であると考えられた。年輪内密度変化については、早材密度や晩材密度を定量的に推定することには限界があるが、変化パターンを相対的に比較することは可能であると考えられた。
索引語密度;分布;推定;木材;広葉樹;種;スギ;グラフ;測定;柾目
引用文献数11
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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