福岡湾におけるトラフグ人工種苗の放流効果
福岡湾におけるトラフグ人工種苗の放流効果
レコードナンバー | 730099 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
---|---|---|---|
ALIS書誌ID | ZZ00012384 | NACSIS書誌ID | AN10425987 |
著者名 | 的場 達人 宮内 正幸 片山 貴士 ほか1名 | ||
書誌名 | 福岡県水産海洋技術センター研究報告 | ||
別誌名 | Bulletin of Fukuoka Fisheries and Marine Technology Research Center | ||
発行元 | 福岡県水産海洋技術センター | ||
巻号,ページ | 16号, p.1-8(2006-03) | ISSN | 09192468 |
全文表示 | PDFファイル (700KB) | ||
抄録 | 1)’00年に全長70mmの種苗37100尾に、外部標識として右胸鰭切除を、放流県・年級別の内部標識として耳石標識を施して福岡湾に放流した。2)’97-’99年に全長70-92mmの耳石標識種苗を福岡湾に放流した。3)’00年放流群の追跡調査は’01-’03年に実施し、福岡・長崎県船の漁獲物中の右鰭切除個体の混獲率を求めた。山ロ県船については九州西海域での標本船調査における底延縄船の漁獲物中の耳石標識魚混獲率を求めた。4)高齢魚回収率の推定に使用した’97-’99年放流群の追跡調査では、底延縄船及び浮延縄船の漁獲物中における耳石標識魚の混獲率を求めた。5)’00年放流群の1-3歳での回収率は3県船で1.09%、福岡県船0.49%となった。’97-’99年放流群の4-5歳での回収率は、3県船で0.34%となった。6)南風泊市場での年齢別月別平均単価を求めた。放流銘柄は天然銘柄の1/2以下の単価であったが、これを用いて3県船での投資効果を試算すると1.07となった。さらに4-5歳の投資効果0.34を加算すると1.41となった。 | ||
索引語 | 放流;標識;耳石;調査;回収;種苗;延縄;銘柄;投資;効果 | ||
引用文献数 | 13 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |