ノリ漁場におけるあかぐされ病菌遊走子の分布
ノリ漁場におけるあかぐされ病菌遊走子の分布
レコードナンバー | 730104 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00012384 | NACSIS書誌ID | AN10425987 |
著者名 | 福永 剛 | ||
書誌名 | 福岡県水産海洋技術センター研究報告 | ||
別誌名 | Bulletin of Fukuoka Fisheries and Marine Technology Research Center | ||
発行元 | 福岡県水産海洋技術センター | ||
巻号,ページ | 16号, p.35-39(2006-03) | ISSN | 09192468 |
全文表示 | PDFファイル (478KB) | ||
抄録 | 1)ノリ漁場におけるあかぐされ病菌の遊走子量の水平分布およびあかぐされ病の感染状況の推移を調査し比較した。2)また、潮汐と遊走子分布状況の関連性を把握するため、調査点1において小潮時および大潮時に遊走子量の日変動を1時間毎に調査した。3)’02度漁期末の分布調査結果では漁場の中央部で500mlあたり1万個レベルと、遊走子が多い傾向が認められた。また、漁場からノリ網や支柱が撤去されることにより、徐々に遊走子量が減少していく状況が把握できた。4)また、あかぐされ遊走子が完全に漁場から検出されなくなったのは、ノリ網や支柱が完全に撤去されてから6日後であった。5)調査期間中の遊走子量と病害発生状況の経時変化にはある程度の関連は認められた。6)ノリ葉体での感染状況が落ち着いても、遊走子は5日から7日間は高いレベルで推移する。7)大潮時の調査では満潮時を中心とした時間帯に遊走子量が増加し、干潮時に減少する傾向が認められた。 | ||
索引語 | 遊走子;漁場;調査;分布;感染;網;水平;潮汐;変動;病害 | ||
引用文献数 | 3 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |