シロサポテ(Casimiroa edulis La Llave and Lex.)における花粉量および花粉稔性の季節的変動(予報)
シロサポテ(Casimiroa edulis La Llave and Lex.)における花粉量および花粉稔性の季節的変動(予報)
レコードナンバー | 730126 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00014298 | NACSIS書誌ID | AN00040603 |
著者名 | 山本 雅史 遠城 道雄 野村 哲也 米本 仁巳 石畑 清武 久保 達也 冨永 茂人 | ||
書誌名 | 鹿兒島大學農學部學術報告 | ||
別誌名 | Bulletin of the Faculty of Agriculture, Kagoshima University 鹿児島大学農学部学術報告 学術報告 | ||
発行元 | 鹿児島大學農學部 | ||
巻号,ページ | 56号, p.9-13(2006-03) | ISSN | 04530845 |
全文表示 | PDFファイル (353KB) | ||
抄録 | 暖地で露地栽培されるシロサポテ(Casimiroa edulis La Llave and Lex.)が示す結実不安定の要因を解明するため、数品種を供試して、秋から翌春の開花期にかけて花粉量および花粉稔性の季節的変動を2ヵ年にわたり調査した。両年とも、ほとんどの品種で花粉量および花粉稔性は1月上旬まで高かったが、その後低下し、3月中下旬に最低となった。それ以降、花粉量および花粉稔性は上昇して、5月には1月上旬のレベルまで回復した。ただし、2003年には花粉稔性が低下する期間が2月から4月まで続いたのに対し、2004年の2、4月の花粉稔性は低くはなかった。また、2003年の‘Rixford’および2004年の‘Cafeeria’では、花粉稔性の大幅な低下は認められなかった。以上の結果から、冬季の低温の影響を受けて、シロサポテの花粉量および花粉稔性が低下していること、それらが暖地における露地栽培での結実不安定の一要因となっている可能性が高いことが推察できた。 | ||
索引語 | 花粉;稔性;変動;暖地;結実;要因;品種;年;栽培;秋 | ||
引用文献数 | 12 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |